蜂須賀敬明のしゅみラークル

趣味にまつわるあれこれを、おつたえします。

モンスターハンターポータブル2nd Gの話

PSPで発売されたモンスターハンターポータブル2ndG(P2G)は、

前作の2に新しいモンスターを加えて発売されたものであり、

個人的には携帯機でのモンハンの到達点のようなものだと考えています。

 

モンハンの面白さはなんといっても友達と共闘して、

巨大なモンスターを倒していくというところにあります。

ただ、据え置き機でのモニターとネット回線を用いた共闘には、

ゲーム機とインターネット回線をつなぐ煩わしさがあり、

今でこそPS4やSwitchはインターネットを用いるのが当たり前になっていますが、

当時はまだゲーム機とネットをつなぐのは発展途上の段階だったので、

どうしてもネット対戦の敷居は高いものでした。

 

P2GはPSPのローカルネットワークでの接続を利用した、

無線での共闘が可能になっており、これで友達と集まって、

気軽に対戦できるようになったわけですが、

PSPやDSに共通して言えることは、

誰かと一緒に遊ぶコミュニケーションツールとしての機能を備えていた、

という点でしょう。

 

それこそ昔は、誰かの家に行って、一つのゲーム機にコントローラーをつないで、

格闘ゲームをしたり、パーティゲームをしたりするという手段しかなかったわけですが、

無線の普及によって、ファストフード店でも、公園でも、学校でも、

携帯機とソフトさえあれば、

みんなで気軽にゲーム体験ができるようになったわけですから、

2000年台中盤から後半は、携帯機の目覚ましい進化の時期だったと言えるでしょう。

 

その中でも携帯機の進化の利点をフル活用したのが、

このモンハンP2Gであり、みんなで集まって気軽に狩りに行ける、

という今までにないゲーム体験は、爆発的なヒットをもたらすことになりました。

 

僕はこのゲームをバイト先の休み時間にやりまくったのを覚えています。

僕のやっていたバイトは毎回のようにやってくる人が変わっていたので、

少しでもゲームをやるような人がやってきたら、

よくモンハンに誘って、狩りに出ていました。(寛大なバイトだったんです)

 

そこまで話したことはないけれど、

ゲームで一緒に戦っているうちに相手の特徴が見えたり、

行動の癖なんかが見えたりして、だんだんとその人の人となりが分かってきて、

気がつけば友達になっている、というのがP2Gの恐ろしいところでしょう。

平気で500時間以上やる人もいましたし、

僕も小説を書くという時間の使い道がなければ、

もしかしたらハンターになっていたかもしれません。怖いことです。

 

モンスターハンターはゲーム史において、

アクション性の優れたモンスターとのバトルもの、という金字塔ですが、

一方で携帯機での新しい遊び方、繋がり方を生み出したという点でも、

非常に大きな貢献をしている作品と言えます。

 

遊び方の多様性がどんどん増えて、

いろんな物事を楽しめるようになれば、人生はより明るくなりますね。