蜂須賀敬明のしゅみラークル

趣味にまつわるあれこれを、おつたえします。

スーパーマリオギャラクシーの話

2006年は家庭用ゲーム業界において転換点であり、

前年のXBOX360(Microsoft)、PS3(SONY)、Wii(任天堂)の、

次世代ハードがそろい踏みしたことで、

新時代の到来を告げる、記念すべき年となりました。

 

大学生になった僕は、この頃から洋ゲー(海外産のゲーム)に手を出すようになり、

主にXBOX360で遊ぶことが多かったので、Wiiにはあまり触れずにいました。

 

なので発売当初にプレイしたわけではないのですが、

しばらく経ってから3Dのマリオがやりたくなり、

そういえばギャラクシーをやっていなかったと思ってプレイしたが最後、

どうしてもっと早くやらなかったんだ…! と深い後悔が押し寄せてきたのです。

 

マリオギャラクシーはその名の通り、

マリオが宇宙に飛び出て銀河を飛び回りながら冒険をする、

という内容なのですが、Wii特有のコントローラーを用いて、

今までのアクションとは異なった操作性が要求されるのです。

 

宇宙の無重力感を、Wiiのコントローラーと、

画面の演出によって、酔ってしまうくらいに感じられ、

ゲームはかくあるべき、という固定観念をぶち壊してくれる、

驚くべき刺客こそ、マリオギャラクシーという作品です。

 

宇宙にクラシック音楽を持ち込んだパイオニアは、

おそらくスタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』で流される、

ヨハン・シュトラウス2世の『美しき青いドナウ』だと思うのですが、

そのオマージュとも思える洗練され、キャッチーなストリングス楽曲の数々は、

マリオギャラクシーを彩る重要な要素であり、

少し大人びた雰囲気も大きな魅力と言えるでしょう。

(サントラ再販希望です)

 

やってみるととっても楽しいマリオギャラクシーですが、

実際にあの無重力感を演出しつつ、

子供たちでも楽しめるレベルにまで調整するのは、

今までのマリオシリーズでは考えられないほどの、

苦心があったのではないかと想像されます。

 

ゲームで3D酔いしてしまう人は結構多く、

マリオという看板作品で、やる前からNGが出てしまうような事態を避けるべく、

様々なアプローチが模索されたからこそ、

極上の仕上がりになっているわけですし、

せっかく開発したエンジンをもう少し利用したいと考え、

3Dマリオシリーズでは珍しい『2』まで発売されたのですから、

ギャラクシーがマリオシリーズに与えた新機軸は、

とても大きなものではないでしょうか。

 

食わず嫌い、やらず嫌いというのは、

人生を大きく損なってしまいます。

僕にもたくさんの触れられずにいるものがありますが、

1つずつ減らしていきたいと思います。

それにしても人生は短いものですね。