蜂須賀敬明のしゅみラークル

趣味にまつわるあれこれを、おつたえします。

東京ビッグサイトの話

僕は東京ビッグサイトがとにかく好きです。

 

もちろん、コミケや様々な企業説明会、イベントなどで、

賑わっている時に行くのも楽しいのですが、

何もない時に行っても、僕は結構満足します。

 

考えてみると、都内であれだけ広い場所というのもそうありません。

ただ広いだけの場所でくくるのであれば皇居がありますが、

当然のことながら中には入れませんし、

ほかにも新宿御苑や代々木公園、上野公園や昭和記念公園など、

広めの公園もありますが、それはあくまで公園なわけです。

 

東京ビッグサイトはコンベンションセンターであり、

ザ・人工物なわけです。

僕は自然を愛する男ですし、四季折々の景色も好んでいますが、

時折、ビッグサイトのような超人工的施設に身を置くことで、

どこかほっとしたい時があるんですね。

 

僕がはじめて東京ビッグサイトに行ったのは、

確かにミニ四駆の先行発売か何かの時だったと思うのですが、

新橋からゆりかもめに乗って、人工島であるお台場に向かっていくときの高揚感は、

普段乗る電車とはまるで違うものでした。

 

人工的な街をさみしいと感じる人も少なくないと思うのですが、

時に寂寞とした情景が、心を安らげてくれる時もあるんですよね。

なので、もちろんミニ四駆を買いにビッグサイトに行ったわけではあるのですが、

どちらかというとビッグサイトのでかさを堪能した印象の方が大きいです。

 

そのせいか、僕はとにかくでけぇ人工物に惹かれています。

牛久の大仏もそうですし、東大寺の大仏もそうですし、

横浜ランドマークタワーもそうですし、ケルンやミラノの大聖堂とかもそうです。

 

これは推測でしかありませんが、

日本は土地の狭さも考えると、

海外に比べてでけぇ建物は少なそうな気がしますよね。

国内最大の人工物って何なんでしょう?

 

人工物は自然を破壊するとか、環境に悪影響を与える、

というご意見もあり、それもごもっともだと思うのですが、

別の視点で考えてみると、人工物の寿命って、そう長くはない気もします。

 

古代と現代では耐久性に雲泥の差がありますが、

例えば昔の住居とかほとんど残っていないわけですし、

私たちの建造物は、1000年はおろか、100年も保存することだって、

実はかなり難しいわけです。

 

かつて人はバベルの塔を築き、神の怒りを買ったという話がありますが、

バベルの塔を壊したのは神ではなく、

塔の維持のための予算や人が集まらず、

度重なる天変地異に見舞われて、

いつしか民から不良債権の維持費に金をかけるくらいなら、

税金を安くしろ! とか様々な抗議を受けた結果、

実質放棄されて崩れてしまったのかもしれませんね。

そう考えるとバベルの塔の話の教訓は、

大型インフラの運営には莫大な予算がかかる、というものなのかもしれません。

 

それを考えると、

でんと構えている大きな人工物だって、

いつの日か見られなくなってしまう時がやってくるやもしれません。

 

神様に怒られる前に、いろんな施設を見ておきたいものですね。